~ Oboe ~

 

宮川 真人 Miyagawa Masato

 

静岡は富士山の麓に生を受ける。

4歳からピアノを始める。

少年時代は野球に明け暮れ、突き指、爪まっ黒状態のままレッスンに行き、よく叱られる。

 

小学校高学年の時は、合唱部の伴奏者を務め、中学校では陸上部、サッカー部と渡り歩き、最後は強制的に合唱部の伴奏者にさせられる。

NHK合唱コンクールに出場し、そのテレビ放映なんかもあったので、地元では坊主頭(当時は強制)のピアニストとしてちょっとだけ有名になった。

 

そして県立富士高等学校に進学。

前途洋々、エリート人生を夢見る。

吹奏楽部に入りアマチュアのオーボエ吹きであった父に手ほどきを受け、オーボエを始めたのが運の尽き。

あまりにのめり込み過ぎたため、微分積分とセブンイレブンの区別がつかないほどの学業不振に陥る。

 

その結果全く進路に行き詰まったため、武蔵野音楽大学受験を決意。

その入試会場での出来事・・・

 M川「なあ、他の学校も受けるの?例えば芸大とか」

 Y瀬「いや、武蔵野だけだよ。おまえは?」

 M川「うん、俺も。」

その後、この二人は芸大の受験会場で気まずい再会を果たす。

そして二人ともめでたく武蔵野音楽大学に入学する。

在学中は、同大学管弦楽団のヨーロッパ演奏旅行のメンバーに選出されるなど、飲酒を中心に数々の研鑽を積み、同大学を首席で卒業した人と一緒に卒業。

卒業演奏会に出演する。

 

現在はフリーのオーボエ奏者として、全国各地のオーケストラや吹奏楽団の演奏会やレコーディングに多数出演している。

ソロ活動では、1997年に韓国の馬山市で開催された現代音楽祭に招かれ、韓国人作曲家のソロと室内楽の計3作品を初演または再演し好評を博した。

また、オーボエの個人指導や講習会はもとより、全国各地のアマチュアオーケストラ、吹奏楽団、スクールバンド等の指導育成にも力を注いでいる。

このほか吹奏楽コンクールやアンサンブルコンテストの審査員、吹奏楽関連誌への執筆など幅広く活動している。

 

オーボエを虎谷迦悦、吉成行蔵、インゴ・ゴリツキの各氏に師事。

日本オーボエ協会常任理事。

全日本市民吹奏楽協議会音楽相談員。

 

O型のRh+。水星人+で蟹座。動物占いはトラ。新動物占いでもトラ。昆虫&花占いはカブトムシ。魚占いはサケ。家電占いはワープロ。すし占いはアガリ。生まれながらの阪神タイガースファン。

 

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